汎地球測位システム測量の攻略法
汎地球測位システム測量の科目ですが、難易度は普通です。
計算問題が出題されますので、数学の知識が必要になりますが、難しい知識は不要です。
汎地球測位システム測量という分かりにくい言葉ですが、簡単に言うとGPSを使った測量になります。
GPSの特徴についても問題が出題されます。
押さえるべき点を挙げておきます。
座標系
基線ベクトル成分から距離を求めるという問題です。
3次元座標における距離を求めるだけです。
X成分の距離の差、Y成分の距離の差、Z成分の距離の差をそれぞれ求めて、
各成分を二乗してその和をルートにするだけです。
パターンとして覚えておけば問題ありません。
測位原理と特徴
GPS測量をするときの注意点についてです。
- GPS測量はGPS衛星を同時に4つ以上使用する
- GPS測量の観測点の高さは楕円体高
- GPS衛星が偏った配置で観測しない
- 近くに電波発信源となる物の近くで観測しない
- 観測点のアンテナ高を統一する必要はない
- GPS測量機は同一機種のものでなくてよい
- GPSアンテナは特定の方向に向けて整地する
常識で分かるところもありますが、衛星が4つ以上等は知らないと解けないのでポイントを押さえておきましょう。