写真測量の攻略法

写真測量の科目ですが、難易度は若干高いです。
高度な計算問題が出題される訳ではありませんが、イメージしにくいため苦手な人が多い科目です。
コツを掴んでしまえば決して難しいことはありません。

 

押さえるべき点を挙げておきます。

 

撮影高度と縮尺の関係

写真の仕組みが分かっていれば簡単ですが、最初はイメージしにくい計算問題です。

 

基本的に相似比例の計算で解く問題です。

 

写真上の長さ : 実長 = 画面距離 : 対地高度

 

写真上の長さが画素数で与えられたりしますが、1画素あたりの長さ(素子寸法)で写真上の長さを計算すればよいです。

 

頻出の問題ですが、パターンが決まっていますし、上記長さを求めて当てはめれば解答できますので慣れてしまえば簡単です。

 

撮影基線長

撮影基線長とは両撮影主点間の距離のことを言います。

 

撮影基線長 = 写真縮尺の分母×(1 - 重複度)×画面の大きさ

 

ポイントは重複度を1から引くということです。
図を書けば分かりますが、覚えてしまいましょう。

 

空中三角測量

パスポイント:撮影コース方向の写真接続を行うための点
タイポイント:隣接する撮影コース間の接続を行うための点

 

ポイントは

  • タイポイントはパスポイントで兼ねても良い
  • タイポイントはジグザクに配置する
  • パスポイントは主点付近に1点、主点基線に直交する方向に3点以上選定する

 

このあたりを押さえておきましょう。

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